能美市内で開催されている新築住宅の内覧会に行ってきました!

九谷焼のイメージ(画像は九谷庄三のもの)が家の様々な場所に取り込まれていました。
明治期の小説家 室生犀星の短編「九谷庄三」に登場する「色絵朝顔仔猫図平鉢」に
描かれている図案が採用されています。
九谷五彩のシンボリックな色合いが、照明器具やステンドグラスにあしらわれていて、
古民家風なテイスト合っています。
キッチンの壁面や洗面器は女流作家(香田昌恵氏)による九谷庄三へのオマージュワーク。
これからの九谷ブランドが目指す方向性の一つを示している気がします。
家自体から陶、漆、ガラス、紙、竹、アクリルのつくり手達の息づかいが感じられる
工芸品になっているといえばよいのでしょうか・・・・
仕立てたばかりのスーツにそでを通した時のような心地よさが感じられる空間でした。