今朝一番、お客様をご案内しています。
京都、奈良、石川などから集われた ”日本酒好き”な
皆さんです。昨日は酒蔵をめぐり、きょうは九谷陶芸村
で好みの酒器をということだそうです。
展示室で解説を終える頃、ひとりの女性が話しかけてこられ
ました。内容は、5年前にこのあたりのろくろ体験教室で片口
(酒器)を造ったのだが、その制作のご案内をしたのが くー
ちゃん(私)でなかったか?声色に聴き覚えがあって・・・とい
うお尋ねでした。
確かに今の部署へ異動するまで、作陶のインストラクター
をやっていたのでことがあるので、話が繋がり、合点がいっ
たのです。人の顏を憶えるのが苦手なくーちゃんは、これまで多くの失敗
をしてきてますが、声色で5年前に会った人のことを記憶なさる
方もあるのだなあと感心してしまいました。このお声掛けは、嬉
しかったです。
ちなみに5年まえに造った”手のひらに収まるサイズの片口”は、
今もご愛用いただいているそうです。よい旅をお続けくださいね!